バツ1子持ち、それでも大好きだよ先生《夕顔の恋の行方》

将一がお風呂に入って間、リビングにいるママの所に行った。




『どうしたの夕顔?』




ママの横に座りママの肩に頭をのせた。




「将一、私の事大切にしたいんだって、高校を卒業して進路が決まったら、私を貰うって、



私我慢出来るかな?」




ママがプって吹き出した。



「何でママが笑うの。」




『だって夕顔が、真面目な顔して我慢出来ないなんて言うから、



あまりにも意外で笑えちゃった。



夕顔、エッチも必要だけど、そればかりが愛情表現ではないからね。



お互いがそう言う気持ちになれば、頭で考えてることなんて忘れちゃうわよ。



まだまだ夕顔の魅力が足りないのかもね。』




「ママの意地悪。」




『嘘よ、夕顔はとっても魅力的、将一君相当我慢してると思うよ。』




将一のバカ、我慢しなくていいのに。