『ママ美憂だけ狡い、俺も抱っこ。』




「だから、健太郎はガキなんだよ。」




『俺ガキでいい、ママに抱っこして貰いたい。』




やっぱやだ、健太郎と一緒にしないでほしい。




でも、なんか超久しぶりにママに抱き締められ嬉しかった。




ママって凄くいい匂いがするんだよね。




美憂のママはまだ若い。




みんなが羨ましがるんだよね。




『ねぇ、ママはどうやってパパを落としたの?



だってママ、パパと結婚したの高校生の時でしょ?



その時美憂がお腹にいたんだよね。



パパって凄いよね、生徒に手だしたんだから。』





ママが又うなだれた。




「美憂今までママが話した事無駄みたいね。



ママはパパに一目惚れしたの。パパもママに一目惚れらしいよ。



だから、年とか先生とか生徒なんて事関係なかった。


お互いを愛する気持ちが強くて、離れたくないって思ったから結婚したの。」





なんかママが輝いて見える。