バツ1子持ち、それでも大好きだよ先生《夕顔の恋の行方》

『夕顔大丈夫か?又倒れてない。』




何でそこに将一がいるの?



私なら大丈夫なのに。




今出るから向こうに行ってて!




その時、カチャ、バスルームが開く、




嘘、やだ、駄目だよ!




『夕顔大丈夫か?』




私の目の前に、腰にタオルを巻いた将一がいた。




叫び声を上げようとした私の口を将一の手が塞いだ。



『声出さないで、一輝さんと華さんはもう寝室にいったから、



夕顔が出て来ないから心配で来ちゃった。』




来ちゃったって、私裸だよ。




『夕顔大丈夫だから、俺コンタクト外して何も見えないからね。』




そんな問題じゃない。




将一離れて下さい。