バツ1子持ち、それでも大好きだよ先生《夕顔の恋の行方》

次の日朝から落ち着かなかった。




『夕顔もう起きたの?みんなまだ寝てるよ。』




「ママ、将一の事考えると眠れなくて、起きてないと、嫌な事ばかり考えちゃうの。


ママ、今日の朝ご飯私が作るよ。」




『夕顔ありがとう、じゃママは洗濯をしてくるね。』



『パパとママはトーストとコーヒーでいいからね。



ご飯は炊いてあるよ、夕顔ベーコンエッグとサラダよろしく。』




「了解、夕顔特製のサラダ作くちゃおうかな、パパが大好きなやつね。」




『なんだって、俺がどうかした?』




「パパ、起きてたの?」




『なんか、二人の楽しそうな声が聞こえてきたからね。


夕顔、今日将一君が来るんだろ?』




私は小さく頷いた。




『夕顔、パパは将一君を信じているよ。



将一君が頑張ってる姿ずっと見て来たから、パパは将一君を応援したいと思ってる。



だから、夕顔も信じて待ちなさい。』




パパありがとう、気持ちが軽くなったよ。