バツ1子持ち、それでも大好きだよ先生《夕顔の恋の行方》

玄関に迎えに出て来たママに抱きついた。




「ママ、私は将一が好きなの、将一が明日うちに来て全てを話してくれるって言ってくれたの。



だから、もう一度将一を信じてみる。」




ママがギュって抱き締めてくれた。




『夕顔良かったね、ママは将一君信じていいと思うよ。


将一君が夕顔の為にこの四年間どれだけ頑張ったか、ママは見て来たからね。



将一君信じてあげようね。』




「俺は、将一君信じていいか迷うよ。



何で何も言わないんだよ。」




パパの意地悪。




『一輝、本気で将一君の事信じられないなんて思ってるの?』




パパ何で何も言わないの?