国分君にふわりと優しく抱き締められた。




この胸に甘えてしまえば楽になるかな?




たけど、私は将一が好き。



「国分君ありがとう、でも私将一が好きなの。



将一の本当の気持ち確めるまで、私諦めたくない。」




国分君がふと笑う。




『なんか夕顔ちゃんらしいね。そんな一途な夕顔が好きだよ。



突然告白してごめんね。



でも、夕顔ちゃんが初めて園に来た時から好きになっていたんだ。



俺の尊敬する華さんの娘がどんな女の子なのか、



凄く興味あったからね。』



そんな前から、全然気がつかなかった。




国分君はママが好きだと思っていたよ(汗)。