「涼・・・勘違いしてない??」



 「なにが?」



 「わたしの幸せって、涼といることだから!」



 「そうなの・・・?」


 「ありがとなっ!」


 
 「涼も高校の卒業式出れたらいいね。」



 
 「そうだな・・・。」



 涼こんなこと言う時はおちこんでるみたい。




 でも・・・

 たまにドッキっとする。



 本当に涼が死じゃうんじゃないかって・・・。



 こわい・・・けど・・・今が幸せ。




 「俺さ、もしかしたら卒業式できるかも。」



 「え・・・?」



 「だから卒業式!!」



 「卒業式がなに??」



 「行くかもって!!」




 「えーーーーー!!」



 「何で??」