白い鼓動灰色の微熱

 何かを突き刺す感覚があって、また、手を振り上げた。

 めった刺しにする気だろうか。

 何度も何度もそれは繰り返された。

 そして、何度目か、アイスピックを引き抜いた感覚の後、彩世の意識がぼんやりと戻った。