月日は流れ、私は高校2年生になった。
涼とも付き合いは続いている。
学校に来るようになった。
そして、一番変わったのは自分自身だ。
あの涼からの告白で一人じゃないと確信出来たことで、人それぞれの幸せがあるんだとわかった。
「お姉ちゃん。公園行こう。」
お母さんは無事に出産し、女の子が産まれた。
新しいお父さんも、私を自分の子供のように可愛がってくれる。
いいお父さんで、良かった。
新しい弟は6歳だ。
「お姉ちゃん、行こう。」
「うん。行こうか。」
手を繋いで公園まで歩く。弟は夢中になって遊んでいる。私はベンチに目をやった。
歌が聞こえる。
「おっ。杏里じゃん。」
涼だ。休みの日はほとんど歌を歌っている。
私と涼を繋いだあの歌を。
私は涼のお陰で成長する事ができた。
涼とも付き合いは続いている。
学校に来るようになった。
そして、一番変わったのは自分自身だ。
あの涼からの告白で一人じゃないと確信出来たことで、人それぞれの幸せがあるんだとわかった。
「お姉ちゃん。公園行こう。」
お母さんは無事に出産し、女の子が産まれた。
新しいお父さんも、私を自分の子供のように可愛がってくれる。
いいお父さんで、良かった。
新しい弟は6歳だ。
「お姉ちゃん、行こう。」
「うん。行こうか。」
手を繋いで公園まで歩く。弟は夢中になって遊んでいる。私はベンチに目をやった。
歌が聞こえる。
「おっ。杏里じゃん。」
涼だ。休みの日はほとんど歌を歌っている。
私と涼を繋いだあの歌を。
私は涼のお陰で成長する事ができた。