「杏里。」

名前で呼ばれると恥ずかしい。

「涼。好きだよ。」

私も照れながら言った。



そして、


キス…。

こんなに温かいものなんだ。恥ずかしいけど気持ちいい。


「俺絶対幸せにする。悲しませしないから。」

嬉しかった。たぶん私世界一幸せ者だ。


「うん。ありがとう。」