聞き覚えのある歌が聞こえる。
私が通った瞬間その歌は終わった。
「高瀬っ。どうした?」
えっ。顔を上げるとその前にいたのは近藤だった。
私は安心して、ますます涙が溢れた。
近藤は何も言わず近くの公園のベンチへ座って私を抱き締めてくれた。
これで2回目だ。
「わ…私、もぅ、嫌だ。」
「大丈夫。落ち着いて。俺が傍にいるから。」
何でこんなに優しくしてくれるの?
私なんかに…。
落ち着いた私は近藤に話した。怒りをぶつけるように。
近藤は真剣に最後まで聞いてくれた。
「そんなに苦しいんだったら、なんで屋上に来ないんだよ。」
「だって近藤にいつも迷惑かけてばっかだから、これ以上迷惑かけられないと思って。」
「俺はお前来るかなぁと思って毎日屋上に来てたのに、来なくなったから、今は路上ライヴやってんだよ。」
それ、どうゆう意味?私が屋上に行ってたから、近藤は来てたの?
嬉しかった。
一人でも私を想ってる人がいることが。
近藤は私の隣で、あの歌を歌ってくれた。
涙が出てきた。
近藤は気持ち良さそうに歌っている。
私も、こんな夢中になれる事見つけたいなぁ。
近藤が羨ましい。
私が通った瞬間その歌は終わった。
「高瀬っ。どうした?」
えっ。顔を上げるとその前にいたのは近藤だった。
私は安心して、ますます涙が溢れた。
近藤は何も言わず近くの公園のベンチへ座って私を抱き締めてくれた。
これで2回目だ。
「わ…私、もぅ、嫌だ。」
「大丈夫。落ち着いて。俺が傍にいるから。」
何でこんなに優しくしてくれるの?
私なんかに…。
落ち着いた私は近藤に話した。怒りをぶつけるように。
近藤は真剣に最後まで聞いてくれた。
「そんなに苦しいんだったら、なんで屋上に来ないんだよ。」
「だって近藤にいつも迷惑かけてばっかだから、これ以上迷惑かけられないと思って。」
「俺はお前来るかなぁと思って毎日屋上に来てたのに、来なくなったから、今は路上ライヴやってんだよ。」
それ、どうゆう意味?私が屋上に行ってたから、近藤は来てたの?
嬉しかった。
一人でも私を想ってる人がいることが。
近藤は私の隣で、あの歌を歌ってくれた。
涙が出てきた。
近藤は気持ち良さそうに歌っている。
私も、こんな夢中になれる事見つけたいなぁ。
近藤が羨ましい。