やっと言えた一言。

それなのに…



「彼氏か聞いてんだけど?」

ちょっと怖い"店長"の声が
また聞こえた


「つ、付き合ってませんよ…?」

「ほんと?」


「ほんとです!!」


「ふーん、ならいいや♪」

そう言うと

パッと抱きしめていた手を
離した。


気持ち良かったな…

なんて思ってしまった。