「いや、俺もすぐ寝たから。」 そう優斗は笑ったけど、それがすぐ嘘だってわかった。 だって、優斗が持ち込んだカバンから少し書類がはみ出てる。 きっと仕事をしていたんだ。 この旅行の為にわざわざ時間を割いたからきっと帰ったら仕事が山積みなんだろう。 「そっか、なら良かった。」 優斗は私からごめんねを聞くのを嫌がる。 だから私は優斗の嘘を信じたふりをする。