そんなこんなで私たちを乗せた飛行機はイタリアに向かって飛び立った。 「…百合亜。」 身体を揺すられて目を開けると当たり前のように優斗の顔。 「起きた?もうすぐ着くって。」 その言葉に倒していた座席を元に戻した。 「ごめんね、ずっと寝てて。」 機内食を食べたら急に眠気に襲われてすぐ寝てしまった。 きっと優斗はしばらく起きていたはず…。