Princessの掟短編集







私と愛香さんが和解した少し後、潤くんが入ってきた。



「…百合亜、おめでとう。」



ずっと変わらない笑顔を私に向ける潤くん。



「ありがとう。」



「潤くん久しぶりね?」



「はい、麗子さん。」



「2人は知り合いだったの?」



「小さい頃、パーティーでなんどか顔を合わせていたの。」



まったく知らないところにも接点があったんだ。



その後3人は会場に戻っていった。