部屋に入るなり俺はどかっとソファーに座った。 そうすると校長室に誰か入ってきた音が聞こえた。 「あら、プリンセス。」 「遅くなりましたわ。」 綺麗な声が耳に入る。 「今日はあなたに来てもらったのは、紹介したい方がいるからなの。」 「紹介したい方。」 「プリンスが決まったのよ。」 「そのプリンスの方は?」 「隣の部屋にいるわ。優斗さん。」 急に呼ばれて部屋を出た。