「シェイナ様愛されてますね。ティアス殿下からそのようなお言葉をもらえるだなんて」 「えっ!?」 カーッと顔が赤くなる。 そんなシェイナの様子を横目で微笑ましく見ながらテキパキとした動きをし、夕食の仕度を終えた。 「シェイナ様。準備が整いました。どうぞこちらへ」 シェイナが座る椅子をスーっと引き、座るように促した。 「ありがとう ルイア」 ニコッと笑い席へと着き「いえ」といいながらルイアもシェイナの前の席へと腰をおろした。