「シェイナ様 夕食をお持ちしました」 「あっ、ありがとう ルイア」 「寝てられました?」 「えっ?なんで?」 「髪が乱れてますよ。横になられてたのでは?」 「う、うん。でも寝てはないよ」 「そうですか。では夕食にいたしましょう」 ニコッと笑いちゃくちゃくとテーブルに夕食の準備をしていく。 ルイアはとても要領がよく、無駄な動きが一切ない。 そんなルイアをボーッと見ていたが、いつもより夕食の量が多いことに気が付いた。