淡いグリーンの色をした膝までのドレスに着替え終わった時に部屋のドアをノックする音が聞こえおいしそうな料理が運ばれてきた。



「うわぁ おいしそう」


「ちょっと早いんですけどお昼にしちゃおうかと思いまして」


「うん。ありがとうね ルイア」


「ではどうぞお召し上がりください」


「うん。いただきます」


シェイナは細い割に結構食欲旺盛な方で出された料理をすべて食べてしまうのだ。



「ごちそうさまでした。おいしかった」


「それはよかったです。料理長も喜びますよ」


「ほんとにおいしんだもん。だからつい食べすぎちゃって」


「そういえば昨日はすいませんでした。1人にさせてしまって」


「全然大丈夫だよ。ルイアも忙しいんだし気にしないで」


「でもよくおひとりでお部屋まで戻れましたねぇ。道に迷いませんでしたか?」


「あ・・いや・・それは・・・・・」


「?」


「ティ・・ティアスに送ってもらったから/////」


「まぁそうでしたか」


ルイアはシェイナがティアスと呼び捨てに呼んだことにびっくりをし、真っ赤な顔をし小さい声で送ってもらったと話すシェイナがとても愛らしいと思った。