「シェイナ様。起きてください。シェイナ様」



「・・・・ん」


声が聞こえて眠い目をこすりながら目をあけた。



「おはようございます。シェイナ様」



「おはよう ルイア」



「よくお眠りでしたよ。昨日は夕食もお召し上がりにならずにベッドにお休みだったのでそっとしてたのですが・・」



「えっ。私あのまま寝ちゃってたの?」



「はい。私が部屋をのぞきにきたときはもうお休みでしたよ。昨日は久しぶりに体を動かしたのできっと疲れてたんですね」



「そっかぁ。ベッド横になったことまでは覚えてるんだけど・・」



「お腹すいてはいませんか?昨日のお昼からなにもいれてないと思いますけど」



「そういえばすいたかも。何か食べるものあるの?」



「ええ。準備させますわ。その間にお着替えすませましょうか」