「隆也さんは覚えてない
かもしれませんが
この学校に入学する前に
小さな男の子にアイスを
あげたこと覚えてますか??」
「あぁ!!!……沙羅。」
「そうです。その男の子が
沙羅の弟の翔くんです。
隆也さんは沙羅の事情
聞きましたか?
両親のこととか………。」
「あぁ…。小さな頃に
捨てられて弟と施設で
暮らしてるとか……。」
「…はい。そのたった1人の
身内の翔くんが沙羅の
誕生日の日に倒れたの。」
「えっ…。
誕生日の日って…。」
俺が沙羅を呼び出した日だ。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
設定されていません
読み込み中…