俺は2組にいって
沙羅を探した。
でも沙羅はいなかった。
キャバってどうゆうことだよ!!
あいつはそんな奴じゃ
ねぇのに!!
「あの〜。隆也さんですよね??」
眼鏡をかけた小柄で
可愛らしい子に
話しかけられた。
でも今はそんなこと
どうでもよかった。
「あぁ…。」
「もしかして沙羅を
探しに来たんですか?」
「えっ!?なんで……。」
「あっ、私沙羅の親友で
日波佳奈(ヒナミ カナ)と
言います。」
「親友……。」
「はい。私……沙羅に
隆也さんには絶対に言うなって
言われていたんですけど…
でもやっぱり沙羅を救えるのは
隆也さんしかいないと
思うんです。
だから……」
「ちょっと待って
ゆっくり話してくんない?!」
そう言ったときに授業の
始まるチャイムがなった。
「じゃ放課後話せるか?」
「……はい。」
「じゃ桜の木がある
ベンチで待ってるから。」
そう言って俺は教室に戻った。
