フレテ




「…」





前橋の正面に回る



目…そらされたし…





「…俺…前橋のこと好きだよ…」




「…」







…め、めげないもん!!


俺は前橋の顔の横の柱に手をつけた


少しでも動いたらフレることになる







「…前橋…」




「…別に怒ったりしてないし…早く教室戻りなよ」




「一緒に戻ろうよ!」





「ヤダ」







ぐさっとくる一言…