秋穂は優しく服を一枚一枚脱がしてくれた。
時々、あたしを確認するかのように何度も何度もキスをして……
下着姿になった時は、恥ずかしくてしんじゃいそうだった。
だけど、秋穂ならすべて許せて…
「真美？本当にいいんだな…」
「うん。秋穂ならいつまでも一緒にいたいカラ…」
秋穂は下着の上から一度あたしの胸を触った。
そして、下着に手をゆっくり入れて、今度は生で触った。
「やわらかくて温かくて…気持ちいい…」
秋穂の指の動きに合わせてあたしは甘い声を発する。
「あッ…きほ…好き…だよ…」
「俺も。もう真美を手放さない。」
秋穂は右手で胸をもみながら左手であたしの下半身の下着を脱がせた。
「こんな風にまた真美の体に触れるなんて思わなかった…」
秋穂はあたしの体に吸い付いた。
太ももから首まで。
たくさん秋穂のしるしを残して…
そして、その後…
「俺、入れる前に終わろうと思ったんだけど…やっぱやめる。入れてもいい？？」
と聞いてきた。あたしはもちろん、
「優しく…ね？？」
そう言った。
もう、戻る事は出来ないと思った。
敦也への罪悪感を感じながら、あたし達は繋がった。
