お嬢様は太陽と歩く




「海咲さーん!」


誰かが走ってくる


「…あの、これが終わったら僕らと飲みに行きません?」


「えっ?」


「あ、いや、…私は…」


誰だろう?聖が呼んだのかな?でも、このあと飲みになんて…


「やめろよ。」


「…風間くん。」

誰かが後ろから私の両肩に手をのせた
そして風間くんは私の顔に自分の顔を近づけた


「いくら可愛いからって、結婚したての花嫁ナンパするとかお前らバカじゃねーの?」


「…か、風間さん!!」


「それって、篠原グループに喧嘩売ってる事にもなっちゃうし?」


「……す、すいませんでした!」


そう言って2人組の男の人は去っていった


「あ、あの風間く「海咲ちゃんもサ~、躊躇しないでちゃんと断りなよ。そんなんだから変な虫が寄ってくるんだ。ったく、俺に告られた時と全然変わってないよねー。」



―グサッ―


やっぱ、言う事キツイなぁ~…風間くんは。


「へ、変な虫。」


「それはともかく、もっと笑ったら?今日はキミが主役だろ?キミが笑ってないと空気が重くなるじゃん。」


そう笑って行ってしまった


「そうだね。」


私が笑ってないと!よーしっ!
私は、自分の顔をピシピシっとたたいた