お嬢様は太陽と歩く




「海咲は、聖くんといたら一生幸せか?」


「…はい。もちろんです。………私からもお願いです、お父様っ…!」

私も深々と頭を下げた

お願いします…お父様。
どうか、お願い―――


「――――――そうか。」



私と聖は頭をあげた


「…いいだろう。」


えッ……!?

…今、いいって――言った?


「海咲は、人を見る目がいいし心配ありませんよ。」


「お母様っ!!」


「おぉ、美代。きいてたのか。」


「えぇ。海咲には幸せになってもらいたいですし、ね?」


「あぁ。…聖くん。」


「はいっ!!」


「海咲を、よろしく頼むよ。」


「…っはいっ!!」


聖の目はキラキラ輝いていた
きれいな黒い瞳―


「ありがとうございます。お父様。」