「……ウ…ウウ〜ン…」
喉渇いた……
水、水くれ〜〜
「……はい」
むせ返るほどの喉の渇きに堪らず伸ばした手に、ひんやり冷たい感触を感じて、
ゴクゴクゴク…
ベッドからムクリと起き上がり、それを全て飲み干す。
「プハーー」
サイッコー!!!
「美味しかった?」
「うん。飲んだ次の日は冷たい水に限るね……」
私はいかに満足したかを笑顔で相手に伝えて、再び心地よい布団に潜り込んだ。
…………って!!
「誰だ、アンタはーー!!!」
目の前には、空のペットボトルを持ってニコニコと笑顔を浮かべた男が、なぜか上半身裸で立っていた。
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