私はアノ男の

部屋に入った…



アノ男は

私が居ることを


まだ気づいていない…





私は囁き始めた





『死ね―…死ね―…』




するとアノ男は

私の声が


聞こえてきたようだ…




『―…死ね!!!!!』



そう…死ねばいいのよ



『…オマエなんか、
殺してやる―…!!!』





アノ男はやっと

私の姿が


見えてきたらしい…