だんだんと


アノ男に対して



憎しみが湧いてきた





『なら其奴を
殺せばいい…』





どこからか


声が、聞こえた…





『其奴を自分と
同じ目にあわせるのだ』


さっきの様な

優しい女の人の

声ではなく


悪魔のような

女の人の声だった





そして声は

聞こえなくなった