それから何ヶ月が経ち

私は、先輩に付き合えないと告白した。

健ちゃんと静香先輩は、付き合ってるのか学校で仲良く話をしているのがなんどか見かけた。

私は、部活に没頭した。

私は、窓を見る事がなくなった。


先輩は、同じ部活の後輩に告白を受け付き合い始めていた。

私も先輩と付き合っていたら…

私は、後ろを振り向かないってあの日から決めたんだ。


そして何にもないまま卒業を迎えた。

後ろから声が

有紀

えっ

その声に気がついた。

健ちゃんだった。

戻ってきたよ…

おかえり

私は、涙が止まらない

優しい腕に包まれて

付き合おう…やっぱり好きなのは、有紀だけだ…

でも静香先輩と付き合ってるんじゃ…

静香先輩は、僕が入院する時、静香先輩のお祖母さんの病室が一緒でよく有紀の事で相談してたんだ…。

私は、涙が止まらない

もぅ泣くなよ…もう有紀の事離したりしない

これからは、幼なじみじゃなく男として見てほしい…

私は、小さく頷いた。

私がすきって言おうっていう瞬間

私の唇にファーストキスを奪った。


誤解は、解け私達は、付き合う事になった。


終わり