「あの… サインお願いします。池田 未来で…」




池田 未来…




「ん。」

「ありがとうございます!!」





軽い足取りで去っていく。

いつもなら半信半疑で声をかけられるのに、
アイツはすごく確信してた。

俺が永野 恵太だって。