少女はよろこびました




じぶんと

おなじロボットを

みつけたこと

だけではなく

ひとりぼっちから

やっと

ぬけだせたからです




「あなたはどの

こうじょうの

ロボットですか ?」



少女はききました

しかし少年は

くびをかしげて

てにもっていたうつわを

少女にそっとわたしました


「これは なに ?」


少女は

うつわをみつめ

少年に

たずねました


「スープだよ」

「スープ ?」


少女はじっとみつめました


「ねんりょう ?」

すこし少年はなやんで

「燃料 かな」



すこしわらいました