あるところに

ちいさなロボットがいました

ロボットは

ちいさなちいさな

少女でした


少女はおなかがすいて

しかたがありませんでした

ともだちはみんな

でんきでおなかが

いっぱいになります

でも少女はおなかが

いっぱいにはなりません


おとうさんと

おかあさんは

少女にこういいました


「あなたのでんちは

 みんなとはちがうの」


「あなたのでんちを

 さがしてきなさい」


少女はたびへでかけました