あれから何日か委員会があった。



私は相変わらず変わらない
平凡な日々を過ごしていた。




―――ある日の給食時間。


私の班は面白い人が多く、
給食の時間だけはいつも
楽しかった。


常に、ショウタロウが
面白い事ばかりしてたな。



「そういえば、謙也ってあのアニメ
好きだったよなあ?」


…………謙也って…。


「謙也って、あの実行委員の?」


私は思わず口を開いてしまった。


「お、おう。
そうだけど、どうかした?」


「いや、別に!」


私は強がって言った。




………平常心を装いながら。