Side佑樹

俺達が話ながら歩いていると、いつの間にか鈴美が住んでいる、マンションに着いた。
俺ん家から学校までの間に、このマンションがあるから、鈴美と一緒に登下校出来るな!よかったーι

俺は鈴美が一人暮らしを初めると聞いたとき、マジでびびった…
もぅ鈴美と一緒に登下校出来なくなるのか…と、でも、一緒に登下校出来ても、前より一緒に居る時間が短くなる…
それが、一番嫌だった…

でも、仕方がない…
鈴美が両親と一緒に、もっと遠くに行ってしまうより、全然ましだ…

佑樹「それじゃ大森、俺は鈴美の部屋の片付けて手伝うから寄っていくけど、お前はどぅする?」

大森「いいな~ウチも寄っていきたいけど、今日は用事があるからさぁ…また今度にするよ…(泣)」

鈴美「そっかぁ…(泣)それじゃ、明日来る?アタシはいつでも暇だから(笑)」

大森「マジ?それじゃ、明日来るよ~♪」

鈴美「わかった、それじゃ、また明日♪」

大森「また明日♪そぅだ!佑樹!」

大森は俺の近くに来ると、耳もとでこぅ囁いた。

大森「部屋の中で2人きりだから鈴美にコクっちゃえば?(笑)」

佑樹「なっ!!」

大森「早くしないと、あの舜二って奴に鈴美の事取られちゃうよ?」

大森はそれだけ言って帰っていった。