昨日の聖羅の目を思い出すと、怖くて近づくことができない… 



聖羅はハルに気づくと、いつもの笑顔を見せた。



「麗奈!」



ハルがあたしを手招きする。 



一瞬… 



振り返り、あたしを見たハルの目が冷たく光ったような気がした。 



だけど、それは一瞬のことで、そこにはいつもの聖羅の笑顔があった。