今まで見たことがないくらい怖い表情のハル。



鮎川望たちは黙り込む。



「お前らがやったのかって聞いてるんだよ?!これも今までのも!」 



カタカタと鮎川望は震えだした。 



「今度こいつに手を出したら俺が許さないからな!」



「わかったのか?」 



鮎川望は小さくうなずく。



「行けよ!」



鮎川望たちは泣きながら走り去っていった。