私の顔も赤いと思うけど、啓も負けないくらい赤い。
「……。」
「…。」
恥ずかしくなってお互いに黙り込んでしまった。
「あのさ…寝るときって…。」
「へ?何て??」
啓の声がテレビよりも小さな声だったから、よく聞こえなかった。
そしたらすねてしまったのか、啓はもういい!とテレビに向き直ってしまった。
気になったけど、私はそれよりも、旅行に行ける事が嬉しくて仕方なかった。
啓…旅行あんまり楽しみじゃないんかなぁ。
その日から啓とは旅行の話をしなかった。
私が話そうとしたらすぐそらすねん。
「なー、なんでなん?」
「そりゃーね、色々あんのよ?男にも。」
奈々と学校でおしゃべり。
啓と英二はクラスの男子とバスケをしに行ってて、教室にはいない。
「色々って?」
私は訳が分からず聞き返した。
「イ・ロ・イ・ロ」
奈々の言い方がやけにいやらしい。
…?
変な事なんかな?
「なにそれ…?」
いつまでも理解しない私に呆れたのか奈々はため息混じりに言った。
「あんた達、エッチはまだだよね?」
「……。」
「…。」
恥ずかしくなってお互いに黙り込んでしまった。
「あのさ…寝るときって…。」
「へ?何て??」
啓の声がテレビよりも小さな声だったから、よく聞こえなかった。
そしたらすねてしまったのか、啓はもういい!とテレビに向き直ってしまった。
気になったけど、私はそれよりも、旅行に行ける事が嬉しくて仕方なかった。
啓…旅行あんまり楽しみじゃないんかなぁ。
その日から啓とは旅行の話をしなかった。
私が話そうとしたらすぐそらすねん。
「なー、なんでなん?」
「そりゃーね、色々あんのよ?男にも。」
奈々と学校でおしゃべり。
啓と英二はクラスの男子とバスケをしに行ってて、教室にはいない。
「色々って?」
私は訳が分からず聞き返した。
「イ・ロ・イ・ロ」
奈々の言い方がやけにいやらしい。
…?
変な事なんかな?
「なにそれ…?」
いつまでも理解しない私に呆れたのか奈々はため息混じりに言った。
「あんた達、エッチはまだだよね?」

