私はしばらく歩いて星空公園に着いた
結構遠かったぞ…
「夜さん!」
居た、ちゃんと待っててくれてた
「お、藍李やっときたな」
夜さんはそう言って笑ってくれた
「遅れて本当にごめんなさい…」
私、最低だ…
約束遅れるうえにこんなに待たせて…
「全然、それに悪いのは俺のグループの奴だから」
ん?グループ ?
「あの、グループって一体…何なんですか?」
「あー…まぁその事はまた後で」
藍李はその言葉が少し嬉しかった
ん?何でかって?
また後があるからですよ
「じゃ、行くか」
「え?何処に?」
「決まってんだろ」
いや、決まってねーし
と、藍李は素早く心の中でつっこんだ
「藍李、行きたい所とかあるか?」
行きたい所…
「えっと、じゃあ…」