祐樹という帳の中で 華子は安全な温かみに身を溶かし それと同時 どうやっても消化出来ない気持ちが大きくなっていった。 華子は自分の出生を呪った。 こんな年の差がなければ…… 普通の恋人同士だったら……!! 祐樹にも牧田のことを話すべきか? ……いいや、言えない。 大切な友達なら話しても構わないだろう?違う華子が誘いかける。 しかし、口は重くなる一方でしかない。 私を牛耳っている心からの指令か 自動にシャッターは閉まる音が 響いた。