ながいながい、沈黙。 もう何年も人間と話したことなんてなくて、喋り方を忘れたかのように黙り続けた……。 重い耳から伝わるのは、彼の息遣いと風の音だったが、 間違いでなければ、バシっとなにか叩いた音がし、 そして、久しぶりの彼の声…… 『……好きかも ……知れない 違う…………』 好き?? 違う????? 華子は言葉を詰まらせたまま、ただ熱を感じていた。