もう気持ちを大切にするだけの恋愛は終わりだ。
自分の身に起こった
ドラマの様な恋に酔いしれていた。
そろそろうつつの目を開かないといけないのだろう。
ただそれだけ……。
きっと布団を剥ぐのに手間は掛らないだろう。
ただ、本当に夢から覚めるだけなんだ……。
就業時刻が迫り
各診察室のゴミ箱を
大きい袋へと集め終わり口を閉じようとしていたら
バタバタと足音が華子の方へと向かってきた。
「あ~!よかった!
これも捨てて捨てて!
もう枯れちゃったからさ
可愛い花だったんだけどねぇ
水やりすぎたかな」
若い看護師が患者からもらった
鉢植えの生気を失って茶ばんだ花を
両手で持ってきた。
「千日草……枯れちゃったんですか」
華子は力なく手を延ばし厳かに受け取り
花の茎や葉をまじまじと観察し
看護師に言った。
「これもらっていっていいですか?」
看護師は訝しげな顔をし
きょとんとした。
「でもこれもうだめでしょ?
まぁどうしても欲しいなら
ゴミが減るしいいっちゃいいと思うけどさぁ」
二人はそうだねっといった感じで笑いあった。
「じゃぁありがたくもらっていきます」
「高くつくよ~」
そう言い看護師は手でお金サインをして去っていった。
自分の身に起こった
ドラマの様な恋に酔いしれていた。
そろそろうつつの目を開かないといけないのだろう。
ただそれだけ……。
きっと布団を剥ぐのに手間は掛らないだろう。
ただ、本当に夢から覚めるだけなんだ……。
就業時刻が迫り
各診察室のゴミ箱を
大きい袋へと集め終わり口を閉じようとしていたら
バタバタと足音が華子の方へと向かってきた。
「あ~!よかった!
これも捨てて捨てて!
もう枯れちゃったからさ
可愛い花だったんだけどねぇ
水やりすぎたかな」
若い看護師が患者からもらった
鉢植えの生気を失って茶ばんだ花を
両手で持ってきた。
「千日草……枯れちゃったんですか」
華子は力なく手を延ばし厳かに受け取り
花の茎や葉をまじまじと観察し
看護師に言った。
「これもらっていっていいですか?」
看護師は訝しげな顔をし
きょとんとした。
「でもこれもうだめでしょ?
まぁどうしても欲しいなら
ゴミが減るしいいっちゃいいと思うけどさぁ」
二人はそうだねっといった感じで笑いあった。
「じゃぁありがたくもらっていきます」
「高くつくよ~」
そう言い看護師は手でお金サインをして去っていった。

