―――放課後in屋上―――


 「あの…ずっと前から好きです。付き合ってください!!」



 ドッキドッキの心臓。



 この沈黙が大嫌い。
  


 「………。」



 えーっ!!反応なしっっ!?



 「あのぅ……?」



 私は、多分リンゴよりも真っ赤な顔で彼を見た。



 「…あのさぁ。」


 
 「はいっ!?」



 「言いにくいんだけど……」



 何っ!?


 
 やっぱフラレル??