―高校生戦争―
俺に届いたメールには、
確かにそう書かれていた。
「な…なによこれ……」
「き、気味わりィ…」
何故だか解らないが、
そのメールは風間や十町にも届いたらしい。
『いたずらだろ……こんなの。
本気にするな。』
顔を引き攣らせる二人に、俺は溜息をついた。
「そ、そうよね…
全く、誰がこんなこと…」
「千依ちゃん…
顔、引き攣ってっけど…」
「は…!?…そ、そんなことないわよ…!」
受信時刻は4時ぴったり。
見た事の無いアドレス。
確かに少し気味が悪いが、こんなのに、いちいち気を取られていたらきりがない。

