貴方の笑顔に…



………104。

智紀の部屋の前。

アタシは勢いよく
ドアを開けた。


ドアを開けたその先には
ベッドに智紀がいた。

やっぱり事実なんだね。

アタシは智紀に
抱きついた。

智紀が細くなった
気がした。

『………なんで。
ここにいんだよ。』


智紀はすごく驚いている。

『バカ。どうして?
どうして別れようとか
言うの?』


『俺にはもう……
夏美を幸せにできない』