貴方の笑顔に…



そうだ…
バイト先に行けば
分かるかも。


『いらっしゃ…
夏美ちゃん。』


『ねぇ。智紀…
智紀知らないですか?』


『…………。』

店長の顔が曇ったのが
わかった。

『店長?』


『……夏美ちゃん。
よく聞くんだよ?
智紀は……
いま病院にいるんだ。』

えっ?
智紀が病院に?


『智紀はね…
ガン…なんだ。』


『………うそ』


信じられない。
智紀が?
どうして………。

どうして?
神様はアタシが嫌い?
どうして智紀を
苦しめるの?


アタシはもう病院に
向かっていた。