私には、二人の自分が
      居るようだった



・・・・・そう。
   

  天使と


     ・・・・・悪魔。





親友を助けてあげたい。と必死に
訴える天使。



こんなお荷物は捨ててしまえ。
と言う悪魔・・・。




(麻衣が来なくなって2ヶ月くらいだろうか・・。
仲の良い友達も沢山いる。
あぁ・・・。どうせ、麻衣は、
影ながらの私の努力にも気付いてないんだし・・。
縁を切ってしまおうか・・・。)


(いや。だめだ。
  私が麻衣を捨てたら、
     麻衣は・・・・。)







もう、自分でもどうすれば良いか
わからなかった。