でも、私は耐えた。 毎日麻衣を心配して、電話した。 何十回電話したんだろう。 通信料も莫大な金額になってしまった。 私は、親にしかられて ケータイの使用を制限された。 私は、親友を想っているだけなのに。 でも、そんな辛さも 私の中で積もっていくだけ・・・。 影ながらの私の努力を。 辛さを。 麻衣は何も知らない。