【完】絶対引力



近所の人たちの情報を元に色々な場所を歩く。


すると、ある八百屋の前で小夜を発見した。


「小夜!」

あたしが呼ぶとこっちに振り向いて、笑顔で駆け寄ってきた。


か、可愛い…。


さっきまでの面影はなく、満面の笑み。

思わず抱きしめたくなるような可愛さ。


「見て見てーっ。おばさんたちに貰ったのー。」


そう言って持っていたものを見せてきた。

そこには漬物やら果物やら色々あった。

唖然としていると小夜が、


「涼の友達で東京から来たって言ったらこんなに貰っちゃった。」


えへっと笑う小夜。