【完】絶対引力



「あっ、あたし涼。名前なんて言うの?何歳?こうなったのも運命だし、自己紹介しよ。」


「小夜です。19歳の大学生。名前素敵ですね。」


かっこよくてぴったりの名前だと思う。

美人さんだし、文句なしだよね。


「19?あたしと同じじゃん!涼でいいからね。敬語も無しっ。」

満面の笑みで言う。
私と同い年とか信じられない…。

大人っぽいし…。


「顔も名前も可愛いんだねー。あたしなんて男みたいって言われるんだ。」


ははっと苦笑いの涼。

そんなことないのに…。


「すっごい良い名前だと思うよ?大人っぽいし、同い年に見えない。」


私がそう言うとまた笑って、


「ありがと。大人っぽいってのはよく言われる。」


と言った。